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P13-2 膵 頭 十 二 指 腸 切 除 を 行 ったStageIII/IV 中 下 部 胆 管 癌<br />
における 補 助 化 学 療 法 の 意 義<br />
関 西 医 科 大 学 外 科<br />
○… 豊 川 秀 吉 , 里 井 壮 平 , 柳 本 泰 明 , 山 本 智 久 , 廣 岡 智 ,<br />
山 木 壮 , 由 井 倫 太 郎 , 松 井 陽 一 , 權 雅 憲<br />
【 目 的 】 膵 頭 十 二 指 腸 切 除 術 (PD)を 施 行 したStage…III/IV 中 下 部 胆 管<br />
癌 切 除 症 例 における 術 後 補 助 化 学 療 法 の 意 義 について 検 討 すること。<br />
【 対 象 と 方 法 】1993-2010 年 11 月 まで 当 科 でPDを 施 行 したStage…III/<br />
IV( 日 本 癌 取 り 扱 い 規 約 ) 中 下 部 胆 管 癌 切 除 症 例 40 名 ( 年 齢 64.5 歳 (46-<br />
80)、 男 : 女 26:14、f…Stage…III:IVa:IVb…19:17:4)を 対 象 とし 術<br />
後 補 助 化 学 療 法 の 効 果 を 検 討 した。 補 助 化 学 療 法 の 適 応 は 原 則 として、<br />
膵 浸 潤 を 伴 う 症 例 もしくはリンパ 節 転 移 を 有 する 症 例 とした。【 結 果 】<br />
全 合 併 症 率 は70%であり 在 院 死 は 認 めずCur…A:B:C… はそれぞれ<br />
50:10:40%であった。 術 後 在 院 日 数 中 央 値 は27.5(10-109) 日 であった。<br />
補 助 化 学 療 法 未 施 行 例 (26 例 、fStage…III:IVa:IVb…13:12:1)では<br />
術 後 補 助 化 学 療 法 施 行 例 (n=14、fStage…III:IVa:IVb…6:5:3)に 比<br />
べて 基 礎 疾 患 を 有 する 割 合 が 高 かったが(p20mm,…em(+)であり、 多 変 量 解<br />
析 では 補 助 化 学 療 法 無 と 腫 瘍 径 >20mmが 有 意 な 因 子 であった(p<<br />
0.05)。【 結 語 】Stage…III/IV 中 下 部 胆 管 癌 に 対 する 術 後 補 助 化 学 療 法<br />
は 有 用 であると 示 唆 された。<br />
P13-3 ヒト 由 来 胆 道 癌 細 胞 を 用 いたphotodynamictherapy<br />
と 抗 癌 剤 の 併 用 効 果 の 検 討<br />
長 崎 大 学 大 学 院 腫 瘍 外 科<br />
○… 野 中 良 和 , 七 島 篤 志 , 阿 保 貴 章 , 野 中 隆 , 富 永 哲 郎 ,<br />
若 田 幸 樹 , 濱 崎 景 子 , 澤 井 照 光 , 永 安 武<br />
【 背 景 】 進 行 胆 管 癌 に 対 する 化 学 療 法 は 新 規 抗 癌 剤 の 登 場 によりその<br />
有 用 性 が 報 告 されており、 放 射 線 療 法 などの 局 所 治 療 を 組 み 合 わせた<br />
集 学 的 治 療 戦 略 が 望 まれている。また、 手 術 症 例 においても 断 端 陽 性<br />
症 例 においては 再 発 の 危 険 性 が 極 めて 高 い 部 位 が 明 らかなことより、<br />
局 所 に 対 する 再 発 防 止 の 治 療 方 法 が 望 まれる。 我 々はphotodynamic…<br />
therapy(PDT)を、 切 除 不 能 胆 道 癌 または 術 後 遺 残 症 例 に 対 する 局 所<br />
制 御 に 有 望 な 治 療 法 と 考 えており、さらには 抗 癌 剤 との 併 用 効 果 につ<br />
いても 期 待 している。 我 々は 新 規 光 感 受 性 薬 剤 Talaporfin…Na(レザ<br />
フィリン)に 着 目 し、 胆 管 癌 局 所 治 療 におけるPDTの 臨 床 応 用 へ 向 け<br />
た 基 礎 的 研 究 を 行 ってきた。 今 回 我 々は 胆 管 癌 細 胞 株 を 用 いて、レザ<br />
フィリン-PDTと 各 種 抗 癌 剤 との 併 用 効 果 の 検 討 をin…vitro 及 びin…vivo<br />
にて 行 った。【 方 法 】モデル1(in…vitro):ヒト 由 来 胆 道 癌 細 胞 (NOZ)<br />
を 培 養 し、 胆 道 癌 に 用 い ら れ る 各 種 抗 癌 剤<br />
(gemcitabine,CDDP,oxaliplatin,5-FU)を24 時 間 接 触 さ せ た 後 、 レ ザ<br />
フ ィ リ ン-PDTを 施 行 し た。PDT 後 24 時 間 の 細 胞 viavilityをMTS…<br />
assayにて 解 析 した。モデル2(In…vivo):ヒト 由 来 胆 道 癌 細 胞 (NOZ)を<br />
ヌードマウス(BALB,c,nu/nu,4W,male)の 背 部 に 皮 下 移 植 し,… 腫 瘍 径 が<br />
7mm 大 の 胆 道 癌 皮 下 移 植 モデルを 作 成 した。 抗 癌 剤 を 腹 腔 内 投 与 し<br />
た 後 レザフィリン-PDTを 施 行 し、72 時 間 後 にマウスをsacrificeし、<br />
腫 瘍 組 織 標 本 の 解 析 をHE 染 色 及 び 各 種 免 疫 染 色 にて 行 った。【 結 果 】<br />
in…vitroにおいては、PDT 単 独 モデルに 比 べ、 各 種 抗 癌 剤 ともにPDT<br />
との 相 乗 効 果 を 認 めたが、 抗 癌 剤 2 剤 併 用 下 ではgemcitabine+<br />
oxaliplatinとの 組 み 合 わせが、 他 の 併 用 と 比 較 し 有 意 に 高 い 殺 細 胞 効<br />
果 における 相 乗 効 果 を 認 めた。in…vivoに お い て は、PDTと<br />
gemcitabine+oxaliplatin 併 用 群 で、 高 いapoptosis 誘 導 効 果 と 増 殖 抑<br />
制 効 果 、 周 囲 血 管 障 害 効 果 が 得 られた。【 結 語 】 胆 道 癌 に 対 する 局 所<br />
治 療 において、レザフィリン-PDTとgemcitabine+oxaliplatinとの 併<br />
用 療 法 は 有 効 なmodalityであり、 今 後 の 臨 床 への 応 用 に 有 用 と 思 われ<br />
た。<br />
P13-4 進 行 胆 管 癌 のhENT1 発 現 とgemcitabineを 用 いた 術<br />
後 補 助 化 学 療 法 による 治 療 効 果 の 相 関 についての 検 討<br />
広 島 大 学 大 学 院 病 態 制 御 医 科 学 講 座 外 科 学<br />
○… 小 林 弘 典 , 村 上 義 昭 , 上 村 健 一 郎 , 首 藤 毅 , 橋 本 泰 司 ,<br />
中 島 亨 , 近 藤 成 , 坂 部 龍 太 郎 , 中 川 直 哉<br />
【 目 的 】 進 行 胆 管 癌 におけるhuman…equilibrative…nucleoside…<br />
transporter…1(hENT1) 発 現 によりgemcitabine(GEM)を 用 いた 術 後<br />
補 助 化 学 療 法 の 抗 腫 瘍 効 果 が 予 測 可 能 かどうかを 後 ろ 向 きに 検 討 した。<br />
【 対 象 】1989 年 から2010 年 まで 当 科 において 手 術 を 施 行 したUICC…<br />
StageII 以 上 の 肝 内 および 肝 外 進 行 胆 管 癌 症 例 105 例 を 対 象 とした。 術<br />
後 補 助 化 学 療 法 としてGEMとS-1の 併 用 療 法 を 施 行 した 症 例 は51 例<br />
で、GEMを700mg/m …2… でday1に 投 与 、S-1を50mg/m …2… でday1-7に 連<br />
続 投 与 しday8-14は 休 薬 で1サイクルとし10サイクル 行 った。 術 後 補<br />
助 化 学 療 法 非 施 行 例 は54 例 であった。【 方 法 】 術 後 パラフィン 切 片 を<br />
用 いhENT1の 免 疫 組 織 染 色 を 行 い 癌 組 織 での 発 現 をGrade0,1,2,3の4<br />
段 階 に 分 けGrade2,3の 癌 細 胞 が50% 以 上 でhENT1 高 発 現 とし、50%<br />
未 満 を 低 発 現 とした。hENT1 発 現 と 臨 床 病 理 学 的 因 子 との 関 係 を 検<br />
討 し、 生 存 率 をKaplan-Meier 法 を 用 いLogrank 検 定 を 行 った。【 結 果 】<br />
hENT1 高 発 現 は74 例 (70%)で 低 発 現 は31 例 (30%)であった。 高 発 現<br />
群 と 低 発 現 群 の 間 に 臨 床 病 理 学 的 因 子 の 差 は 認 めなかった。GEM 投<br />
与 51 例 のうちhENT1 高 発 現 群 は 低 発 現 群 に 比 べ 有 意 に 生 存 率 が 良 好<br />
であった(p=0.008)がGEM 非 投 与 54 例 では 生 存 率 に 差 を 認 めなかっ<br />
た(p=0.894)。【 結 語 】 進 行 胆 管 癌 における 腫 瘍 内 hENT1 発 現 はGEM<br />
を 用 いた 術 後 補 助 化 学 療 法 の 予 後 予 測 に 有 用 である 可 能 性 があると 考<br />
えられた。<br />
P13-5 切 除 断 端 陽 性 胆 管 癌 に 対 する 術 後 放 射 線 治 療 の 有 用 性<br />
聖 隷 三 方 原 病 院 外 科<br />
○… 松 田 武 , 藤 田 博 文 , 木 村 泰 生 , 浅 野 栄 介 , 荻 野 和 功<br />
【 目 的 】 胆 管 癌 手 術 において 切 除 断 端 陽 性 は 重 要 な 予 後 因 子 であるこ<br />
とが 知 られているが、 切 除 断 端 陽 性 例 に 対 する 放 射 線 治 療 の 有 用 性 に<br />
ついては 未 だ 一 定 の 見 解 はない。 当 院 では1990 年 代 より 肝 外 胆 管 癌 に<br />
おける 切 除 断 端 陽 性 例 に 対 して 積 極 的 に 放 射 線 治 療 を 行 ってきた。 今<br />
回 それらの 成 績 について 報 告 する。【 対 象 ・ 方 法 】2000 年 1 月 から2010<br />
年 3 月 までに 当 院 で 施 行 した 肝 外 胆 管 癌 手 術 症 例 56 例 のうち、 切 除 断<br />
端 陽 性 で 術 後 放 射 線 療 法 を 施 行 した11 例 ( 照 射 群 )と、 切 除 断 端 陰 性 で<br />
術 後 放 射 線 治 療 を 施 行 しなかった28 例 ( 非 照 射 群 )の 長 期 成 績 を 比 較 し<br />
た。 切 除 断 端 陽 性 であったが 放 射 線 治 療 を 施 行 しなかった4 例 、 切 除<br />
断 端 陰 性 であったが 放 射 線 治 療 を 施 行 した2 例 、 在 院 死 3 例 は 今 回 の 検<br />
討 から 除 外 した。【 結 果 】 患 者 背 景 の 比 較 では、 年 齢 、 性 別 、 腫 瘍 占<br />
拠 部 位 、 術 式 、 化 学 療 法 の 有 無 等 においては、 両 群 間 で 有 意 な 差 は 認<br />
めなかった。しかし、 病 期 (Stage)は 照 射 群 において 有 意 に 進 行 して<br />
いた。また、 非 照 射 群 では28 例 中 CurA…14 例 、CurB…14 例 、CurC…0 例<br />
であったのに 対 し、 照 射 群 では 全 例 CurCであった。しかし、 生 存 期<br />
間 中 央 値 は 照 射 群 で3.6 年 、 非 照 射 群 で3.2 年 と 全 生 存 率 に 有 意 差 を 認<br />
めなかった(P…=…0.783)。 無 再 発 生 存 期 間 中 央 値 は 照 射 群 で1.2 年 、 非<br />
照 射 群 で5.9 年 であり、 両 群 間 に 有 意 差 を 認 めなかった(P…=…0.400)。<br />
再 発 は 照 射 群 では11 例 中 7 例 (63.6%)、 非 照 射 群 では28 例 中 18 例 (64.3%)<br />
に 認 めたが、そのうち 局 所 再 発 は 照 射 群 で2 例 、 非 照 射 群 で3 例 のみで<br />
あった。 放 射 線 治 療 の 副 作 用 としては、1 例 にGrade…2の 十 二 指 腸 潰 瘍 、<br />
3 例 にGrade…2の 悪 心 を 認 めたのみであった。【 結 論 】 切 除 断 端 陽 性 胆<br />
管 癌 に 対 する 術 後 放 射 線 治 療 は 良 好 な 局 所 制 御 により 予 後 を 改 善 する<br />
可 能 性 が 示 唆 された。<br />
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