ã¿ã¤ã ãã¼ã㫠第 1 æ¥ç® 5 æ30æ¥ï¼æ°´ï¼ - æ ªå¼ä¼ç¤¾ã³ã³ã°ã¬
ã¿ã¤ã ãã¼ã㫠第 1 æ¥ç® 5 æ30æ¥ï¼æ°´ï¼ - æ ªå¼ä¼ç¤¾ã³ã³ã°ã¬
ã¿ã¤ã ãã¼ã㫠第 1 æ¥ç® 5 æ30æ¥ï¼æ°´ï¼ - æ ªå¼ä¼ç¤¾ã³ã³ã°ã¬
- No tags were found...
Create successful ePaper yourself
Turn your PDF publications into a flip-book with our unique Google optimized e-Paper software.
P67-2 異 所 性 ガストリノーマの1 切 除 例<br />
1<br />
東 京 慈 恵 会 医 科 大 学 外 科 学 講 座 、 2 東 京 慈 恵 会 医 科 大 学 肝 胆 膵 外<br />
科<br />
○… 篠 原 万 里 枝 1<br />
, 柴 浩 明 2<br />
, 古 川 賢 英 2<br />
, 北 村 博 顕 2<br />
,<br />
鈴 木 文 武 2<br />
, 伊 藤 隆 介 2<br />
, 後 町 武 志 2<br />
, 二 川 康 郎 2<br />
,<br />
脇 山 茂 樹 2<br />
, 石 田 祐 一 2<br />
, 三 澤 健 之 2 1<br />
, 矢 永 勝 彦<br />
症 例 は63 歳 、 女 性 。 主 訴 は 嘔 吐 、 心 窩 部 痛 及 び 黒 色 便 。 既 往 歴 として<br />
1996 年 に 脳 腫 瘍 に 対 して 当 院 脳 神 経 外 科 にて 腫 瘍 摘 出 術 を 施 行 してい<br />
る。2010 年 12 月 より 黒 色 便 を 認 めたため 前 医 受 診 、 上 部 消 化 管 内 視 鏡<br />
検 査 を 施 行 したところ、 多 発 性 の 十 二 指 腸 びらんを 認 めた。 血 液 検 査<br />
では 高 ガストリン 血 症 を 認 めたため、ガストリノーマの 疑 いで 当 院 紹<br />
介 受 診 となった。 腹 部 超 音 波 では 膵 頭 部 背 側 に 径 20mmの 境 界 明 瞭 な<br />
豊 富 な 血 流 を 有 する 充 実 性 のhypoechoic…tumorを 認 めた。 膵 実 質 と<br />
の 連 続 性 は 不 明 瞭 であった。 腹 部 造 影 CTでは 膵 鉤 部 尾 側 に 膵 実 質 と<br />
ほぼ 同 等 の 造 影 効 果 を 示 す16mmの 充 実 性 腫 瘍 を 認 めた。 腹 部 MRIで<br />
はT2WI、DWIで 不 均 一 な 淡 い 高 信 号 を 呈 する 腫 瘍 であった。 超 音 波<br />
内 視 鏡 では 膵 鉤 部 近 傍 の 後 腹 膜 に 豊 富 な 血 流 を 有 する20mm 径 の 腫 瘍<br />
であり、 内 分 泌 腫 瘍 の 疑 いであった。 血 清 ガストリン 値 50,000pg/ml<br />
と 異 常 高 値 を 示 した。 以 上 より、ガストリノーマの 疑 いで 開 腹 手 術 を<br />
行 った。 術 中 所 見 では 腫 瘍 は 膵 内 または 十 二 指 腸 内 にあり、 膵 および<br />
十 二 指 腸 からの 切 離 は 困 難 と 判 断 し 膵 頭 十 二 指 腸 切 除 術 を 施 行 した。<br />
病 理 診 断 では22x22x18mmの 境 界 明 瞭 な 充 実 性 腫 瘍 で、 膵 および 十 二<br />
指 腸 壁 外 に 位 置 していた。ガストリン 免 疫 染 色 陽 性 で、リンパ 節 転 移<br />
を 認 めたため、 悪 性 ガストリノーマと 診 断 した。 血 清 ガストリン 値 は<br />
術 後 61…pg/mlまで 低 下 、 術 後 約 5ヶ 月 で 再 発 なく 経 過 良 好 である。また、<br />
MEN-1 型 遺 伝 子 解 析 では 変 異 を 認 めていない。ガストリノーマは、<br />
膵 内 分 泌 腫 瘍 としてはインスリノーマに 次 ぐ 頻 度 であるが、 異 所 性 ガ<br />
ストリノーマと 呼 ばれる 膵 外 および 十 二 指 腸 外 、リンパ 節 原 発 以 外 の<br />
ものは、 全 てのガストリノーマのわずか5.6%にすぎない。 今 回 、 異<br />
所 性 ガストリノーマという 稀 な 一 例 を 経 験 したので 文 献 的 考 察 を 加 え<br />
て 報 告 する。<br />
P67-3 胃 潰 瘍 治 療 経 過 中 に 発 見 され 腫 瘍 核 出 術 を 施 行 し 得 た<br />
膵 鈎 部 ガストリノーマの1 例<br />
山 陰 労 災 病 院 外 科<br />
○… 山 根 祥 晃 , 高 屋 誠 吾 , 高 木 雄 三 , 福 田 健 治 , 豊 田 暢 彦 ,<br />
野 坂 仁 愛<br />
【はじめに】 膵 内 分 泌 腫 瘍 ( 膵 NET)のうち 非 家 族 性 膵 ガストリノー<br />
マは50~90%が 悪 性 とされ、 約 90%は 所 謂 膵 頭 部 を 中 心 とする<br />
gastrinoma…triangleに 認 めることから 従 来 より 膵 頭 十 二 指 腸 切 除 術 が<br />
選 択 される 報 告 が 散 見 される。 今 回 我 々は 膵 鈎 部 ガストリノーマに 核<br />
出 術 を 施 行 し 得 た 症 例 を 経 験 し 報 告 する。【 症 例 】60 代 、 男 性 。 既 往 歴 ・<br />
家 族 歴 : 特 記 事 項 なし。 現 病 歴 : 某 年 3 月 嘔 吐 下 痢 続 き 近 医 で 加 療 も<br />
軽 快 せず、CTで 幽 門 ~ 十 二 指 腸 球 部 の 壁 肥 厚 、 内 視 鏡 検 査 で 噴 門 部<br />
潰 瘍 と 幽 門 狭 窄 所 見 あり 同 4 月 に 紹 介 入 院 、PPIにて 症 状 改 善 し 退 院 。<br />
同 年 7 月 内 視 鏡 検 査 で 幽 門 輪 前 壁 潰 瘍 を 認 め、 空 腹 時 血 清 ガストリン<br />
値 670pg/mlと 高 値 で、ガストリノーマ 疑 にて 精 査 目 的 に 再 入 院 。 画<br />
像 所 見 : 内 視 鏡 ) 十 二 指 腸 水 平 脚 までに 明 らかな 粘 膜 下 腫 瘍 を 認 めず。<br />
腹 部 CT) 膵 鈎 部 に 浅 在 性 で1.3cm 径 の 早 期 濃 染 を 伴 う 腫 瘍 像 。 血 管 造<br />
影 ) 上 腸 間 膜 動 脈 造 影 では 明 らかな 腫 瘍 血 管 新 生 認 めないが、<br />
capillary~venous…phaseにて 下 膵 十 二 指 腸 動 脈 領 域 に 腫 瘍 に 一 致 した<br />
濃 染 像 。 腹 腔 動 脈 ・ 総 肝 動 脈 造 影 では 肝 内 に 明 らかな 濃 染 像 認 めず、<br />
脾 静 脈 から 門 脈 に 異 常 所 見 認 めず。 以 上 より 膵 鈎 部 ガストリノーマと<br />
診 断 。 同 年 10 月 開 腹 術 施 行 。 手 術 所 見 )Kocher 授 動 に 続 きSMVテーピ<br />
ング 後 、 膵 鈎 部 のSMV 背 側 表 面 に 露 出 する 腫 瘍 を 確 認 、Sonosurgに<br />
て 核 出 術 施 行 。 病 理 組 織 所 見 ) 索 状 ~ 胞 巣 状 の 腫 瘍 細 胞 が 密 集 、 細 い<br />
血 管 性 の 網 目 状 間 質 伴 い、 腫 瘍 細 胞 は 比 較 的 均 一 な 類 円 形 核 を 有 し 異<br />
型 は 乏 しく 好 塩 基 性 で 顆 粒 状 胞 体 を 認 める。 免 疫 組 織 化 学 にてシナプ<br />
トフィジン 陽 性 、クロモグラニンA 陽 性 、ガストリン 一 部 陽 性 、Ki67<br />
標 識 率